「プログラミングを習得するには、作りたいものを作れば良い」というのは、よく聞くアドバイスですよね。
とは言え、「そもそも、作りたいものが思い浮かばない」ってケースも多いと思います。
今回の記事では、【作りたいものがない場合のプログラミング勉強法】ついて紹介します。
結論としては、「とりあえず思考停止すればOK」です。
Progateなどを使って、一通り基礎は学んでみたけど
「これから何をすれば良いのか分からない」って状況なら、ぜひこの記事を読んでみてください。
「作りたいものが分からない」は普通のこと
「プログラミングを学んだけど、作りたいものが分からない」は、結構あるあるじゃないかなと思います。
プログラミングを学び始めたばかりの頃は、僕も同じ悩みを抱えていました。
しかし、この悩みの根本のところは、
「今の自分で、作れるものが分からない」だと思うんですよ。
仮にプログラミングスキルという制限がなければ、作ってみたいものがポンポン浮かんでくるはず。
とは言え、「どんな質問にも答えてくれるチャットボット作ろう!」と考えていても、ハードル高すぎますよね。
基礎を覚えたぐらいの状態だと、絶対に挫折します。
そんな状況を脱出するために一番良いのは、「作り方を解説してくれるチュートリアル」をやることです。
「ちょうど良いレベルの課題」を自分自身で考えるのは難しいです。
そんな時間はもったいないので、思考停止して手を動かしちゃいまいしょう。
初心者向けの「チュートリアル」をやろう
というわけで、初心者にもオススメなチュートリアルの見つけ方をご紹介します。
探せば色々出てきますが、興味のあるものに手を出せばOKです。
「ドットインストール」でカンタンなアプリを作ってみる
まずは、プログラミング初心者にはおなじみのドットインストールです。
「JavaScript」なら、「おみくじアプリ」や「割り勘電卓」などの作り方を無料で学ぶことができます。
カンタンなものだったとしても、「自分で作れるもの」を増やしていくと自信に繋がります。
基礎をちょこっと学んだ状態でも取り組めるので、積極的にやっていくと良いです。
自分で作ったものを増やしていくだけでも、プログラミング学習が楽しくなるかなと思います。
2〜3ヶ作った後に見返すと、「結構進んだなー」と小さな達成感を得ることもできるのでオススメです。
「Udemy」で本格的に取り組んでみる
もうちょっと本格的なものを作ってみたいという場合は、Udemyと言う動画学習サービスもおすすめです。
こちらは、興味のある動画講座を購入して学習するイメージです。
英語の講座も多いですが、日本語のものも増えてきています。
自分の学びたい言語のチュートリアルがあれば、やってみると良いです。
各講座は有料ですが、定期的にセールをやっています。なので、セール中に購入しておくとお得ですよ。
ただ、講座によってクオリティは違うので、レビューはしっかり確認しておきましょう。
チュートリアルは、探せばいっぱいでてくる
上記の2サイト以外にも、いろんなチュートリアルがあります。
例えば「PHP 掲示板 作り方」とかでググると、丁寧に解説してくれるサイトを発見できます。
ざっと見て、できそうなものにチャレンジしていきましょう。
いざやってみて、「やっぱり難しい・・・」となったら、別のものにチャレンジすればOKです。
何個か作ってみてから再チャレンジすると、すんなり進んだりするものです。
作ったサンプルアプリを改造するのも勉強になる
各チュートリアルで作成したサンプルアプリを、好きなように改造してみるのも良いアイディアです。
一覧で表示される内容を並び替えてみたり、出力内容をちょこっと変えてみたり、
細かい部分でも改造してみると、より理解が深まると思います。
色々調べているうちに、「知りたいことの調べ方」も分かってくるので一石二鳥です。
チュートリアルなら「作る過程」を体感できる
チュートリアルをやるメリットは、「作る過程」を体感できることです。
基礎学習で、if文や関数のことを学んでも、実際の使い方がイメージできない人も多いと思います。
しかしチュートリアルをやっていけば、
「この関数は、こういう時に使うのか!」という感じで、色んな気づきが得られるはずです。
また、数をこなしていくうちに、プログラミングに慣れていくことができます。
ステップアップの方法に悩んだら、ぜひチュートリアルにチャレンジしてみてください。
プログラミングの学習は「継続」が大事
プログラミング学習で、一番大事なのは「継続」です。
一度手を止めてしまうと、モチベーションが下がります。そして何より、せっかく覚えたことも忘れてしまいますよね。
なので、「こんなの作って意味あるの?」ってものでもドンドンやってみると良いです。
そのうち、スキルも上がってきて「こんなものを作ろう」ってアイディアが浮かんでくるはずです。
とりあえず思考停止して、手を動かし続けよう
手を動かし続けるためのコツは、「とりあえず作れるものを作ること」です。
いきなり、「意味のあるもの」を作るのってハードル高いです。
プログラミング以外にも、ニーズを読む力とか、他のものも必要ですよね。
何ヶ月もかけて、初心者ながらに大作を作ってみるより、
「アレも作った、コレも作った」ってポンポン言える方が楽しいかなと思います。
そうやって経験を積んでいくうちに、挑戦できるレベルも上がっていきます。
それまでは思考停止して、とりあえず作れそうなものを作っているで全然OKですよ。
悩んで前に進めないよりも、全然良いはずです。
そのうち「作りたいもの」も浮かんでくる
小さくても「作れるもの」を増やしていくことで、だんだんと「自分の作りたいもの」もイメージが湧いてきます。
技術を「知っている」のと、「使える」の間には大きな壁があります。
どんな知識でも、使ってみないことには身につかないものです。
なので、ちょっとずつ「使える知識」を増やしていきましょう。
そうしている間に、「コレとアレを組み合わせれば、なんか面白いものができそうだな」という感じで、
バラバラだった知識が繋がっていきます。
例えば「質問投稿サイト」なんかも、【ログイン機能 + 掲示板機能】という組み合わせでできているわけですね。
一見、複雑そうに思えるWebサービスでも、実際にはシンプルな機能の組み合わせで作られているものです。
なので、まずは「作れるものを増やす」を目標に進んでいくのがオススメです。
もし「チュートリアルをやっても、しっくり来ない」と感じるなら、プログラミングスクールを検討するのも良いと思います。
スクールのカリキュラムに沿って、どんどん作れるものを増やしていくことができます。
僕自身、独学で取り組んでいましたが、最終的にプログラミングスクールを受講しました。
スクール受講をきっかけに、一気に学習が加速したなと思っています。
勉強方法に悩む時間はもったいないですよね。
時間を買う意味でも、プログラミングスクールはメリットがあります。
以下の記事では、無料体験が可能なスクールの中からオススメをまとめています。伸び悩んでいると感じているならチェックしてみてください。
関連記事:おすすめのプログラミングスクール3選【無料体験あり】
ちなみに、僕が実際に受講したのは「テックアカデミー」というスクールです。(オンライン受講)
以下の記事でレビューしていますので、合わせてどうぞ。